2019/07/29

みそ育新聞No.18「和食への関心が高まる今、みその魅力を海外にも!」 PR

シェア
ツイート
G+
LINEで送る
← みんなのきょうの料理の記事やレシピをシェアしよう!

地域の食材を大切にし、食育やメニュー開発など、食文化をとり巻くことならなんでもこなす平山友美さん。台湾とパリで開催したみそ講座は大盛り上がり!国内での開催とはまた違った講座の様子をお届けします。

初の海外みそ講座は日本好きが多い台湾で
広島県は一日に数千人ともいわれるほど外国人観光客が多く、中でも多いのがフランス人と中国語圏の方々。広島大学で中国語を教えていらした方とのご縁から、親日家がとても多いという台湾で平山友美さんがみそ講座を開きました。
台湾にはご飯を炊き、「味噌湯」と呼ばれるみそ汁を飲む習慣があります。台湾でもみそがつくられ、煮干しのようなものや、柴魚(かつおのこと)の削り節もありますが、だしをとるというよりは、具として汁に入れたまま食べることが多いそう。

「味噌湯」のある台湾でも「日本のみそ汁はおいしい!」
みその材料や種類、歴史など、みその基本を学んだあと、日本のみそ5種類と台湾のみそ2種類を味比べ。みそが身近な台湾の人も、日本のみそのおいしさにはびっくり。
いりこ粉と削り節、みそを混ぜて丸め、抹茶や青のりなどのトッピングをするみそ玉(即席みそ汁の素)のほか、いりこだしでつくるみそ汁もみんなでつくりました。「日本のみそはおいしい! みそ汁もすごくおいしい!」と大好評。
白い麻婆豆腐、ポークジンジャー、にんにく入りみそマヨディップなども紹介すると、「みそをこんな風に使えるとは思わなかった。次の講座はいつ?」と再びの開催を心待ちにする声も。

パリの会場はオーガニックカフェ
パリ在住の知人も多い平山さんは、台湾に続いてパリのカフェでもみそ講座を開催。台湾と同様、みその基本の話やテイスティングをすると、「みその種類がこんなに多いなんて知らなかった」とみなさん驚くことしきり。
スープが定着しているフランスでは、みそ汁よりもみそ玉のほうが受け入れられやすいと考え、みそ汁はあえてつくらずにみそ玉を紹介。トッピングを自由に選んでもらうと、紫芋やかぼちゃのパウダーをつけ、華やかな仕上がりを楽しんでいました。

食べ慣れているものに「+みそ」でアレンジ
フランスの家庭でも気軽に再現してもらえるよう、普段食べ慣れているものにみそをプラスした料理を紹介しました。関西白みそとバターを合わせ、バゲットに塗ったものは「キャラメルみたいな味がする!」と受け入れられ、フランス製のマヨネーズを使ったみそマヨディップもとても喜んでもらえました。
「みそってみそ汁にしか使えないと思っていたけど、料理にも使えるのね!」とみそに興味を持ってもらえるよいきっかけになりました。

台湾&パリでのみそ講座を終えて
平山さん「予想以上の『驚いた』『面白い』という感想は、食べるみそ、調味料としてのみそ、みそ玉という3つの楽しみ方を軸に、試食という体験を交えた内容が功を奏したのだと思います。
日本で同じ講座をやってみるのもいいな……逆輸入が好きな日本人に海外講座の実体験をもとに、新しい形のみそ講座を提案していきたいとアイデアが膨らみました。

2019年3月・6月台湾&パリ  みそ講座開催

みその材料物語 その2 大豆

img03

縄文時代の遺跡から炭化した大豆が出土し、古くから日本でも食料として利用されていたことが知られている大豆。種皮が硬く、そのままでは消化されにくいため、みそやしょうゆ、納豆、豆腐など、さまざまに加工されています。
みそは、大豆を蒸すか煮るかしてつぶし、こうじ、塩と混ぜ、発酵・熟成させてつくります。大豆に含まれるたんぱく質は、こうじの醸す力でアミノ酸に、炭水化物は糖にとそれぞれ分解され、みそにうまみと甘みを添えます。また、大豆に含まれるイソフラボンやペプチド、サポニンなどの機能性成分は、発酵熟成する過程でより消化吸収されやすくなると言われています。
近年、輸入大豆が多いのは事実ですが、「材料も国産、地元産の大豆で」、という作り手の思いでみそを仕込むメーカーのチャレンジも見受けられるようになってきました。各メーカーでは、それぞれの特性を生かし、よりおいしいみそをつくるように努めているのです。

シェア
ツイート
G+
LINEで送る
← みんなのきょうの料理の記事やレシピをシェアしよう!